石工職人ジョルジョ・アンジェリ氏の工房「STUDIO DI SCULTURA GIORGIO ANGELI」の仕事をまとめた1冊です。 ◆発送は2022年8月25日以降になりますのでご了承ください。 著：Ugo Collu、出版：ILISSO 2021年刊、144ページ、30 x 24.5 cm 別刷り日本語訳要所抜粋付き 【ジョルジョ・アンジェリについて】 ジョルジョ・アンジェリは、10代から修行をはじめ、1972年に自身の工房を設立。以来、石切場での原石の選定から制作にいたるまで、あらゆる場面で彫刻家を助け、共に制作してきました。なかでもジョルジョが師と仰ぎ、また父のように慕ったイサム・ノグチとの協働は、18年間に及びます。 安田侃がジョルジョの工房を訪ねたのは、1974年のこと。それから48年を数える現在まで、洞爺湖、札幌駅、知事公館など北海道や、東京都内をはじめとする日本国内はもちろん、海外に設置された安田侃の白大理石の大作の多くは、ジョルジョとの協働によって制作されました。アルテピアッツァ美唄の象徴である18メートルの石舞台も、1994年、ジョルジョの初めての来道によって完成されたものです。 カタログ『IL MARMO DELL’ALTRA MANO（大理石を彫るもうひとつの手）』（ILIZZO社刊行）では、ジョルジョの今までの仕事が多くの写真と哲学者ウーゴ・コッルの文章により紹介されています。